とり天

協力:甘味茶屋

とり天とは、鶏肉(むね肉が多い)の天ぷらのことである。大分県では唐揚げと同じくらい一般的な食べ物である。唐揚げよりさっぱりしていて、ぽん酢などを付けて食べる。各家で揚げる家庭の味でもある。外食としても定食屋や居酒屋などでは必ず目にする。旨味の詰まったとり天は一度食べたら毎日でも食べたくなるソウルフードである。

とり天1

とり天2

発祥には諸説あるが、別府市の東洋軒がとり天発祥の店として通っている。東洋軒の昭和初期のメニューに「炸鶏丸」という料理が「鶏ノカマボコノ天麩羅」と説明されており、これがとり天の起源とされている。

甘味茶屋外観

大分県ならどこにでもあるとり天だが、ここ甘味茶屋のとり天もまた絶品である。お店の佇まい、雰囲気、ゆっくりとした落ち着いた店内、丁寧な店員さんと常にお客さんでいっぱいなのも頷ける。少し大振りなとり天は食べ応えも十分、そのまま食べてもたれにつけてもどちらもおいしい、旨味十分で満足できる。

奥に駐車場があり、店内もゆっくりと寛げる空間を提供している。
SHOP DATA: 甘味茶屋
〒874-0835 大分県別府市実相寺1組-4
0977-67-6024 営業時間10:00~21:00(L.O.20:30)日曜営業 不定休 予約もできます。
http://amami.chagasi.com/