別府冷麺

協力:胡月

別府冷麺とは、麺は小麦粉、そば粉、でんぷんを基本、スープは魚介をベースとした和風にアレンジされているのが特徴である。別府ではじめて冷麺店がオープンしたのは、昭和二十五年頃。中国東北部(旧満州)から引き揚げてきた料理人が開いたお店が始まりと言われている。旧満州は朝鮮との国境が近く、朝鮮系の民族も多く朝鮮の食文化も広がっていた。そのため朝鮮冷麺も食文化としてあり、その味を和風にアレンジしたものが別府冷麺であると言われている。

別府冷麺1

別府冷麺2

上は冷麺。下は温麺。文字通り冷たい麺と、温かい麺、もちろんスープも。冷麺はたいへんコシのあるもっちもちの自家製麺。温麺は別府の大人気店胡月でしかお目にかかれない一品。やさしい柔らかい麺がつるつると旨味の強いスープと共にお腹に入っていきます。どちらを頼まれても味に関しては間違いはないです。

胡月外観

 別府冷麺の麺は、太目で弾力のあるモチモチとした麺と、中細麺で喉越しの良いツルツルした麺の二系統に大別される。前者は主に冷麺専門店で多く、後者は焼肉店系のお店で多い。共通しているのは和風ダシをベースにしたスープが多いこと。また、多くのお店では自家製麺を使用し、手打ちの生地を製麺機で押し出す姿を目にする事ができる

大変な人気店です。駐車場もたくさんあり、店内も二階席まであります。ここでしか食べることのできない冷麺があります。
別府冷麺とは、 一、そば粉配合のコシの強い麺 一、キャベツの自家製キムチ 一、牛肉のチャーシュー 国産材料を使用し、全て手作りでこだわりぬいた一杯。 先代から受け継いだ伝統の味わいを皆様にお届けいたします。 他では味わえない別府冷麺発祥の味を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。
SHOP DATA: 胡月
〒874-0919 大分県別府市石垣東8-1-26
0977-25-2735 営業時間[月] 11:00~16:00 [水~金] 11:00~17:30 [土・日] 11:00~19:00 ※売切次第閉店 火曜日定休